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「私の幼児退行」×「おもらしフリー」⑤

「私の幼児退行」×「おもらしフリー」
04 /21 2019
そしていよいよ、昼休みがやってきた。

「か~わぃさん( ̄▽ ̄)!!」

今度は恵梨香の方から近づいて来た。
「あ、はい…」
美沙は、柄でもないような敬語で答えた。

「さっきの時間、ちゃんと我慢した?志保の前でおもらし見せちゃうんでしょ?」
恵梨香はニヤついた笑顔で尋ねた。
「あ、いや…実は開始直後におもらしちゃって…笑。でも、大丈夫!もうおしっこしたくなっちゃってるし!!」
数日間の間に、僅かな時間で何度もおもらしができるように成長していた美沙は、拳を握りしめながら答えた。

「準備万端かな?それじゃあ…行く?」
そう言うと恵梨香は、美沙の手を引いた。
美沙も、1度目のおもらしで膨らんだオムツ履いたままの状態で、席を立った。

「実は、私もさっきの時間おもらししちゃって、まだオムツ取り替えてないんだ(笑)」
美沙の手を引きながら、彼女の緊張を和らげるように、恵梨香は言った。
恵梨香はやっぱり、その時々に応じた弱い者の味方で、頼りになる存在だ。

「いよいよだね(笑)」
志保の席に着く直前、恵梨香は美沙に耳打ちする。
美沙はドキドキしながら、黙って頷いた。
これまで何人もの男を誘惑しつくして来て、小3の頃から男子と付き合ってきた経験を持つ美沙だが、恋愛感情とは別に「憧れの存在」を持った経験はこれまでになく、これまでの感情とは明らかに違ったものだった。

「志保~!」
志保の席に到着すると間もなく、恵梨香が発した言葉に、志保は振り向いた。
恵梨香が志保の席に行くことは決して珍しくないが、今回は隣に別の女の子を連れていた。
「志保、河合さんから、伝えたいことがあるんだって…」

恵梨香がこうやって、女の子を志保の前に連れて行くことは、極めて稀である。
志保はこれまで、数多くの女の子の憧れにも似た嫉妬を受けて来て、そのたびに恵梨香が守って来た。新山さんが好きな人を志保が振った時もそうだったし、修学旅行の風呂場で女の子集団が志保の胸を揉みたいと絡んだ時もそうだった。
今回は逆に、恵梨香が女の子を連れて来た。
一瞬のことだったが、『何か大きな理由があるはずだ、いったい何だろう…』と、志保は感じた。

「ほら、河合さん…」
恵梨香は美沙を促す。
「あ、あの…志保ちゃん…」
「ど、どうしたの…?美沙ちゃん…?」
2人は小学校時代に同じクラスで何度か話したことがあるので、当時から下の名前で呼び合う仲ではある。
美沙は当時から志保のことを可愛いとは思い敬意を持っていたが、今のような大きな憧れに変わったのは、あの日のおもらしを見てからだった。

「志保ちゃん…もし気にしていることだったら申し訳ないけど、実は私…」
美沙は言葉を詰まらせながら言う。
「大丈夫、絶対に大丈夫だから、頑張って…」
恵梨香は美沙を落ち着かせるかのように言う。

「…私、前に志保ちゃんが教室でおもらししちゃったのを見て、『ほんと可愛いな』って思って、憧れちゃって…自分で家に帰ってからもしてみて、修学旅行でも仲間とおもらししまくっちゃって…実は今も、オムツ履いてるの…」
美沙は涙ながらの告白する。

「え…?どういうこと…?」
突然のことに、志保はこんがらがっていた。
「あのね、志保。私たちに、仲間ができたんだよ。」
恵梨香は、微笑みながら、志保に返す。
「美沙ちゃんが、私たちの仲間に…」
しばらくは呆気にとられていた志保だが、少しずつ現状を飲み込め出せて来た。
「…ほんとに?信じていいの?」
志保は少し笑顔を浮かべながら、美沙の方を見た。
その笑顔を見て安心したのか、美沙は泣き止みながら、照れくさそうに髪の毛に手をやった。
冷静に考えれば、恵梨香の「私たちに仲間」という言葉は、志保が今でもおもらしをしていることを連想させるかもしれないが、今の美沙にはそんなことを考える余裕など全くなかった。

「ほら、河合さん。志保に何か言うことがあるんじゃないの?」恵梨香が促す。
美沙も、もう泣かないで、ちょっぴり恥ずかしそうではあるものの、いつもの笑顔を取り戻したかのようにして言った。
「私、おもらしの可愛さを、もっと広めて、自由にできるようにしちゃいたいなと思ってて…。でも、おもらしはまだ、私たちの仲間と彼氏にしか見せてないんだ。やっぱり、自分におもらしの可愛さを教えてくれた志保ちゃんに、最初に見て欲しくて…」
「み、美沙ちゃん……。」
志保はそう言いつつ、色々なことが頭に浮かんだ。修学旅行ではみんなでおもらしをできたものの、おもらしの可愛さに理解者がいたことに驚くと同時に、自分のおもらしに影響を受けてくれたことへの嬉しさと恥ずかしさ、『自分はそんなものじゃない』という謙遜の気持ち、そして『堂々とおもらしできること』が本当にできるようになるのかの疑問…。

少し考えにふけりそうになったが、とにかく今目の前では美沙が自分におもらしを見せてくれようとしている…そのことを思い出し、また笑顔に戻って美沙の方を見た。
「ありがとう!」
そう答えたはイイが、よく見ると、もう美沙はそわそわしていて、股間にはギュッと握りしめた手が当てられていた。何度もおもらしを繰り返して来た志保にとって、その様子が何を表すか、分からないはずがなかった。

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