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久々のおもらしスイッチ③

久々のおもらしスイッチ
03 /26 2022

本橋さんのことを意識してしまった僕は、次のお客さまとの会話も、自然と耳に入ってしまった。


「本橋さん、今日は…」

「あ、今日はさっきしちゃいました(笑)」

「なんだぁ、事後かぁ。…でも、おもらししたての状態なんだね」

「はい。…あ、また出ちゃうかもしれません。」

「え…?」

「あ、出ました(笑)」


お客さんと本橋さんの会話は、この世界では当たり前の日常だ。

しかし今の僕にとって、この光景は心臓が飛び出しそうになるものだった。


お客さんは耳を澄ませて、「ジョーッ」という音に聞き入っているようだった。

本橋さんも、レジ打ちを止めて、お客さんの『鑑賞』に合わせているかのようだった。

僕も自然と、動きが止まってしまった。

今までも「本橋さんおもらし中」に会計をしてもらったことが、あったのかもしれないし、その瞬間を初めて見る…というわけではないかもしれない。

だが、本橋さんがおもらししているという瞬間を、”自分が意識して”目にするのは、この時が初めてだった。

僕は固唾をのんで、少し笑顔で手を止める、可愛い本橋さんを見つめた。

本橋さんの股間では、今まさに、オムツの中で、おもらしが繰り広げられている。

『どんなオムツなんだろう。どんな感じで膨れていていってるんだろう』

自然と妄想を繰り広げてしまう。

そして数秒後、僕の股間も限界を突破し、射精を迎えた。


「あ、終わりました…。」

本橋さんはお客さんに伝える。

「ありがとう。今日も可愛かったよ!」

お客さんは答える。

「こちらこそ、いつもありがとうございます…。」

本橋さんはレジ打ちを再開する。

僕はまだ、本橋さんから目を離せずにいた。

よく考えれば、「さっきおもらししたばかり」ということは、自分の時もおもらししてくれていたのかもしれない。

そんな妄想も、頭を駆け巡った。


会計が終了し、お客さんに例をした本橋さんが顔を横に向けた。

その瞬間、少し僕とも目が合ってしまった。

そして本橋さんは、軽く会釈をしてきた。

『やばい、バレる…』

僕は敢えて本当に小さく、雑に見せかけたように会釈をして、逃げるように店から出ていった。

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